
今日はむかわ町を流れるサヌシュベ川で釣りをしてきました。この川は昔から巨大ヤマメの噂があり、今まで何度か訪れていますが良い思い出は全くありません。加えて夏場は酷く渇水するので、敢えて雨天を狙って訪れると程良く増水しコンディションは良さそうです。まずは期待せずに仕掛けを投入すると、

いきなり25センチの良型ヤマメがヒット。今まで穂別川水系では20センチ以上のヤマメすら見た事がなかったので驚きを隠せません。

興奮冷めやらぬまま釣り上がっていくと、増水で普段よりポイントが豊富な印象です。まあ流石に先程のヤマメ以上の大物は狙えないだろうと思いきや、

なんと27センチの巨大ヤマメがヒット。胆振地方の最大記録を更新する驚異の1匹が、まさかサヌシュベ川で釣れるとは誰も思いません。

こうなると奥に見える砂防ダムのポイントは期待せざるを得ませんが、深場では小さなウグイしか釣れませんでした。ここで一旦引き返して下流に移動すると、

人工物が絡むポイントがあります。直下の深場から飛び出したのは

安定のウグイです。何故か目立つ深場は渓流魚よりもウグイの魚影が目立ちますね。

逆に流れ込みが絡む浅瀬で

24センチの良型ヤマメがヒット。増水の影響で深場よりも流れが速いポイントにヤマメが付いています。それにしてもサヌシュベ川で良型ヤマメが連発している事が信じられません。

そのまま釣り下ると支流のマツカシマップ川が流れ込んでいます。この支流も昔調査した事があり、500メートルほど遡行すると人工物による深場がありますが、当時は小さなヤマメしか釣れませんでした。今回は合流地点の深場で

サヌシュベ川では珍しいニジマスがヒット。今日の素晴らしい釣行を祝福するかのように空も晴れてきました。

最後に訪れた穂別川との合流地点で釣れたのはウグイのみ。穂別川本流は雨の影響で濁っていたので、今日はここで帰宅しました。おそらく今日が絶好のコンディションだっただけで、普段なら特筆するような川ではないと思いますが、また機会があれば訪れてみようと思います。魚は全てリリースしました。