今日は南幌町を流れる旧夕張川で釣りをしてきました。旧夕張川は元々千歳川に流れ込んでいた夕張川本来の流路で、現在は農業排水を流すために使われています。
まずは用水路の流れ込みをチェックしていると、コイが跳ねている所を目撃。活性が高そうなので早速仕掛けを投入すると、
48センチのコイがヒット。止水域でコイの警戒心を突破するのは大変ですが、流れや水音があるポイントだと警戒されにくく簡単に釣れますね。さらに続けて重量感のあるアタリがあり、
63センチのコイがヒット。コイ釣りビギナーの私にとっては嬉しい60オーバーです。2匹とファイトし他のコイに警戒されたので、次のポイントに移動しましょう。
少し下流に移動しました。奥を流れる旧夕張川に用水路が流れ込んでいます。
合流地点を覗いてみると大きなコイが泳いでいますね。針や糸をチェックして慎重に仕掛けを投入すると、何やらコイっぽくない鋭いアタリが。上がってきたのは
23センチの元気なウグイでした。旧夕張川は下流に行くほど大量の農業排水で流れが速くなるので、下流の方がウグイの魚影が濃いですね。さらに続けて
42センチのコイがヒット。先程ウグイが暴れたせいで大物に警戒されてしまい、小さなコイしか釣れません。仕方ないので再度移動しましょう。
最後に向かったのは千歳川との合流地点から程近い人工の滝です。最下流部は周辺の農業排水が集中し凄い水量ですね。ウグイやコイが滝を越えようと跳ねているので、千歳川から遡上したビッグワンを期待していると猛烈なアタリが。コイかと思いきやクネクネするので巨大ウグイでしょうか。しかしウグイらしからぬ激しい抵抗に困惑していると、
目を疑うような巨大ニジマスが姿を現しました。私はあまりの出来事に「マジか」と絶叫するしかありませんでした。河原がないので素早く草の上で計測すると、サイズは驚異の55センチ。農業排水で濁った川に千歳川から巨大ニジマスが遡上するとは誰も思いません。しかし今日はコイ用のヘビータックルだったので冷静に対処できました。
その後エサ釣りからルアーに切り替えて広範囲を探りましたが、濁りが酷いせいかウグイすら釣れず、今日はここで帰宅しました。汚い川としか思っていなかった旧夕張川の印象が激変した釣行でしたね。また機会があれば訪れてみようと思います。魚は全てリリースしました。