今日は札幌市南区を流れる滝の沢川で釣りをしてきました。誤解のないように解説すると白井川支流の滝の沢川ではなく、浜益川支流の滝の沢川でもなく、豊平川支流の滝の沢川です。ノースサファリサッポロの横を流れている小川と言えば分かる人には分かるかもしれません。
夏場は藪に覆われて入渓できなくなる小河川が3月釣行のターゲットですが、予想以上に雪が残っており厳しいなと思っていると
入釣地点付近であっさり24センチのニジマスがヒット。意外に良いサイズでビックリです。ただ寒さで活性はかなり低いようでニジマスらしい引きは全くありません。それでもアタリはちょくちょくあり、
今度はオショロコマのような風貌のイワナがヒット。ニジマスよりイワナの方が低水温耐性があるので、冬場でも暴れてくれて楽しいです。
しかし洒落にならないくらい雪が深いですね。雪を掻き分けて上流を目指します。
上流の渓相は比較的穏やかで魚のいそうな深場は多くありません。それでも進んでいくと
いかにも魚が付きそうな深場を発見。早速仕掛けを投入すると、ゆっくりウキが沈みました。しかし全く引かないので20センチもないだろうと思いさっさとリールを巻くと、
なんと36センチのニジマスが掛かっていました。小河川らしからぬ大物に驚きを隠せません。夏場ならかなり引いたでしょうが時期が悪過ぎましたね。
ただ暴れない分写真を撮るのも凄く楽で、スムーズにリリースできて良かったです。
そしてさらに釣り上がっていくと、今回一番楽しみにしていた砂防ダムが見えてきました。しかし近付いて見てみると
砂防下はコンクリート固めになっており、期待していたような深場がありません。当然ノーヒットに終わり今日はここで帰宅しました。しかし思いのほか釣果があり、釣り人が入らないマイナー河川のポテンシャルを再確認した日となりました。また機会があれば訪れてみようと思います。魚は全てリリースしました。
1. ちょっと感動
以前ノースサファリに行き、入り口手前の橋の上から川を見た際、見た目は魚がいてもよさそうだけど、豊平川との合流点から上流側は砥山ダム、下流側は藻岩ダムがあるし、魚類の生息は難しいかも?と思っていましたが、今回の記事で渓流漁、特にイワナがいることに感動してしまいました。
ダムに囲まれた狭い範囲の中で逞しく生存しているなんて、市内の渓流も捨てたもんじゃないですね。
そんな河川に目を付けて、結果を出す千葉様は天晴です。