今日は恵庭市を流れるイチャンコッペ川で釣りをしてきました。イチャンコッペ川は赤い橋の奥から流れています。ちなみに今立っている場所はかつて湖でしたが、2014年の大雨で土砂が堆積して現在はえにわ湖からイチャンコッペ川に釣り上がる事が可能になっています。それでは行ってみましょう。
イチャンコッペ川は深い谷底を流れているので薄暗く、不気味な雰囲気が漂っています。また倒木が多く釣り上がるのは大変です。
それでもしばらく歩いていくと徐々に開けた渓相になってきました。そして滑らかな崖が目を引きます。
するとここで良い深場を発見。人が入っていなければ必ず魚が付くポイントです。早速仕掛けを投入すると
24センチのニジマスがヒット。やはり漁川、ラルマナイ川に比べて入渓が大変ですし熊の恐怖もあるので、釣り人は少ないみたいですね。
幸先の良いスタートに気分を良くして進んでいくと、今度は崖際の深場が目に付きました。これは必ず何か釣れると思い仕掛けを投入すると、案の定強いアタリが。上がってきたのは
30センチのニジマスでした。小河川なので型は期待していませんでしたが、意外に良いサイズが出てビックリです。さらに続けて
小さなイワナもヒット。良い調子です。
そしてここで林道に架かる橋に到着。本当なら林道を歩いてこの橋から入渓する方が楽なのですが、2014年の大雨以来林道の入り口には工事車両が止まっており、立入禁止になっている事も多いです。この先は熊の恐怖も一層増しますが、行ける所まで行ってみましょう。
まず目に付いたポイントは橋のすぐ上流にあるモイチャン川との合流地点です。しかしここはノーヒットでした。奥から流れてくるモイチャン川にはモイチャン滝など幾つかの滝があるらしく、一度見てみたい気もしますが今回は水量の多いイチャンコッペ川を釣り上がります。
合流地点より上流はとにかく倒木が多く、快適な釣りは望めません。そして早くも嫌な獣臭が漂ってきました。ここらが引き際かなと思い始めた所で
巨大な熊の糞を発見。これを見て無理は禁物だと思い、今日はここで帰宅しました。やはり熊対策が必須の川なので、今回のような単独釣行だと臆病風に吹かれる事は間違いありません。また機会があれば熊対策を万全にして訪れてみようと思います。魚は全てリリースしました。