今日は旭川市を流れる石狩川で釣りをしてきました。この辺りの景観は神居古潭と呼ばれており、水深70メートルに達する場所もあるとの事。そんな大河に潜む大物を今日は狙ってみましょう。
神居古潭の上流には下水処理場があり旭川市民33万人の下水が流れ込んでいる訳ですから、水質は御世辞にも良いとは言えません。特に夏場は下水臭が気になりますね。前回はウグイしか釣れなかった事もあり、期待せずに仕掛けを投入すると
まさかのニジマスがヒット。さらに続けて
小さなイワナがヒット。ニジマスは釣れるかもと思っていましたがイワナは予想外でした。
これはかなり期待できるのではと思い釣り下るも、その後はウグイしか釣れません。やはり渓流魚が釣れる確率は低い印象です。
ここで石狩川本流に一旦見切りを付けて、支流の江丹別第八線川を遡行してみます。神居古潭に流れ込む支流はアクセスが容易な国道側に神居第一線川から神居第六線川まで6つの小川と、アクセスが厳しい線路側に江丹別第八線川と鱒取川があります。
江丹別第八線川を遡行していくと、すぐに魚類の遡上が不可能と思われる人工物があります。神居古潭に流れ込む支流はこのような人工物が多く、人工物上流には魚影がありません。まずはカメラで水中の様子を確認すると
ヤマメが平和そうに群れていました。石狩川本流ではニジマスやイワナが釣れましたが、支流はヤマメが占拠しているようですね。大物の魚影がないので竿は出さず引き返しました。
次に訪れたのは入渓が非常に困難な鱒取川と本流の合流地点です。ここから鱒取川に釣り上がっていきましょう。
鱒取川には他の支流で見たような人工物がなく、小さなヤマメが群れているのが確認できます。ただし小河川なので大物が潜むようなビッグポイントは殆どありません。
そんな中で目に付いたのがこのポイント。ここで大物が出なければ厳しいですが、
釣れたのは14センチのヤマメでした。やはり河川規模的に大物は難しいと感じ、今日はここで帰宅しました。支流に関しては春の増水シーズンならば大型ニジマスなどが釣れる可能性もあるので、また機会があれば訪れてみようと思います。魚は全てリリースしました。